情熱キャリアアドバイザー川島正好のブログ

千葉で人材育成に関わるサラリーマンが毎日更新。進路講演・就活支援など学生に役立つ活動も熱量高めに展開中。

歯磨きをせずテレビに没頭している子どもに「アドラー心理学・課題の分離」を当てはめてみる

食事をしてから歯磨きをせず、テレビを見ている子どもがいるとします。

f:id:es4794:20180212161633j:plain

 

それを見た親は

「虫歯にならないようにはやく歯磨きをしてほしい。」

「メリハリのある生活習慣を身につけてほしい。」 

と、子どもの将来がつい心配になるものです。するとつい、、、

「早く歯を磨かないと虫歯になるよ!」

「そのままじゃだらしない大人になるよ!」 

こうした正論で子どもを動かそうとします。

 

子供が小さいときはそれでもいいかもしれませんが、だんだんと自我と意見を持ち始め、親の正論や命令だけでは動かなくなります。

 

むしろ正論を押し込むほど、反論や反発へとつながり、最終的にどちらかが折れないと収束しない「勝ち負けのコミュニケーション」へと繋がります。

 

一方的に命令された子どもは面白くありませんし、親も子どもがいつまでも動かずにイライラするばかり。

 

ここにアドラー心理学「課題の分離」を当てはめてみます。

 

歯を磨くことは子どもの課題なので、大人は子どもの課題には踏み込みません。もし関わるとしても

「○○ちゃん、歯は磨いた?」

「あー歯磨きしたらサッパリした!」

と、子どもが「自分は歯を磨いていない状態」ということを気づかせるだけで、その後の行動は子供の問題と考えます。

 

一見、無責任のように見えますが、子どもの事情や気持ちを汲むことなく一方的に正論を押し込むと、スポットライトは子どもではなく親に向いています。

 

子どもは敏感に感じ取り「自主的に動く」のではなく「親に言われたから(しつこく言われないように)仕方なく動く」という、言われなければやらない受身体質へと繋がります。

 

言われたことだけやる。

言われたから動く。

これはロボットが最も得意なこと。

 

今の子どもたちが大人になる頃は、間違いなくAI・ロボットとの共存社会です。子どもたちの将来を考えるなら「自分で考えて、自分から動く」という点は、子育てでも重要なポイントだと思うのです。