情熱セールストレーナー川島正好のブログ

営業研修・コミュニケーション教育に関わるトレーナーが毎週更新。元、人事部門の経験から採用・キャリア支援や人事評価などの話題も。

人はイメージがわくと動きやすい

駅でエスカレーターと階段が併設されている場合、エスカレーター前に行列ができて階段はガラガラといったシーンをよく見かけます。

 

先日初めて利用したある駅では、降車したほぼ半数の人が階段を利用していました。遠くから見ると「階段に何か書いてあるなぁ」と、近づいてみたら、、、

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子供に「将来のために宿題をやりなさい!」と言っても動かないのと同じように、大人に「健康のために階段を利用しましょう!」といったような、言葉(正論)だけでは人はなかなか動きません。

 

心理的に「やらされ感・言われちゃった感・あなたには言われたくない感」が残るためです。

 

一方で、階段を使ったほうが運動になること・体にいいことをイメージさせたほうが人は動きやすいようです。

 

「少しはカロリー減っているかなぁ」

「毎日階段を使ったら1ヵ月後どうなるかなぁ」

「もし今より5kg痩せたら何ができるかなぁ」

 

といったようなイメージができると自分の意思で動いていく。やらされることなく自ら動く。人を動かすシンプルな仕掛けで勉強になりました。

 

余談ですが、子供たちが通っている小学校の階段には、四字熟語やことわざが部分的に書いてあって、上っていくと答えがわかるようになっています。

 

命令や正論は言う方は簡単ですが、相手は自発的に動きません。

 

もちろん緊急時など必要なときもありますが、命令が日常的になると相手は自ら考えることを止め、言われたことしかやらなくなっていきます。

 

相手が動くきっかけを作ったり仕掛けることで、相手が自ら考え・経験するようになると思うのです。