情熱キャリアアドバイザー川島正好のブログ

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「社内研修の効果が上がらない」と悩む人事部門の方へ

社員の定着を目的に、社内研修を行う企業は多いと思います。

 

と同時に、社員=参加側と・会社や人事部門=提供側の意欲に温度差があり、期待したほど研修効果が上がらない。という話もよくお聞きします。

 

寿司屋がマグロ(食材)を仕入れただけで、調理して提供しなければ意味が無いように、研修も参加しただけで仕事で使わなければ意味がありません。

 

もし有料の研修・セミナーに自腹で参加するとしたら、時間やお金の投資対効果をよーく考えて決めると思いますが、これが社内研修になると「参加費が無料のためか」「社員同士で緊張感が緩むからか」「給料が保証されているからか」参加することが目的になってしまうケースがよく見られます。 

 

一方、社員が意欲的に参加したものの、教案の質が低かったり講師のレベルが低ければ、参加者の意欲も徐々に削られ、やがて研修自体が意味の無いものになります。

 

人と人が関わるのが研修ですので完璧な仕組みはありませんし、社長が社員に「意欲を出せ!」と言っても出てくるものではありません。

 

当社では研修の全体計画を立てますが、詳細は参加者の反響・感想を踏まえて毎回微修正しています。毎年使いまわせる仕組みではなく、毎年研修自体を育てていく・毎回改善していくことに軸足を置いています。

 

そのため毎回、参加社員からアンケートを回収し、感想・改善点などを次回以降の研修に落とし込みブラッシュアップしています。

 

その結果、現在は「押し込み型」ではなく「気づき型」が中心になりました。

 

教案を一方通行で押し込むのではなく、ディスカッション・シェア・ロープレを軸に、社員の内側から気づきを引き出して、社員が「仕事で使ってみよう」と思う所が研修のゴールです。

 

そして、社員が仕事で使ってみた感想も改善材料。役に立ったのか、使ってみたが上手くいかなかったか等、こうした事例と向き合うことも次回の教案になります。

 

研修を全員で育てていく感覚。

 

効果的な社内研修を模索しながら作り上げていく。それがお互い手応えのある研修に繋がり、結果として社員が育つものだと思うのです。

 

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