情熱キャリアアドバイザー川島正好のブログ

千葉で人材育成に関わるサラリーマンが毎日更新。進路講演・就活支援など学生に役立つ活動も熱量高めに展開中。

「厳しく教えて頂いたので成長できました」は本当か?

厳しさで成長するとは限らない話。

 

もうすぐ11月。

新入社員の皆さんも入社してから

7ヶ月が過ぎようとしている。

 

人間関係にも少しずつ慣れつつ

仕事で役割を果たす重圧を感じ始めている人も

いるかもしれません。

 

つい先日、他社の新入社員から

「先輩が厳しくしてくれたので成長できました」

という話をお聞きした。

 

新入社員を一日も早く戦力になるよう

先輩があの手この手で指導するわけだが。

「新人は厳しく指導するもの」という

固定概念があるとしたら危険だと思った。

 

なぜなら新人の成長が「先輩の厳しさ」かどうかは

わからないから。同じ役割の仕事を半年も

こなしていればミスも失敗も沢山するだろうし

失敗から学び、周囲のアドバイスを受け入れ

修正能力があればそれなりに成長する。

 

人は厳しさを乗り越えると

達成感や充実した気になるのだ。

 

懸念は彼がやがて育てる側に回った時

「厳しくすれば成長する。自分もそうだったし」という

価値観にならないか。

 

厳しくして成長する

厳しくしなくても成長する

 

もし仕事が同じなら後者の方が楽でいい。

新人もメンタルを削られることはないし

先輩も時間とパワーを他の仕事に

振り向けることができる。

 

しかし上司や指導者の世代によっては

新人教育のあるべき姿とは

「先輩が厳しく指導し、新人が歯を食いしばって頑張る」

みたいな価値観がまだまだ存在する。

 

指導とは手段であって目的ではない。

 

次世代を担う若手社員が空洞化しないよう

厳しい指導も時と場合をきちんと考えて

感情的にならず冷静に行いたいものである。