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学生のための情熱キャリアアドバイザー川島正好の『元気な大人を育むブログ』

千葉市で人材育成に関わるサラリーマンが毎日綴る、元気に働くヒントや気づき(旧:hataraku日記)

人は混ざるから成長する

地域に役立つ 地域に役立つ-成人の日うまれる上映会

仕事で人材育成に関わる身としていつも思う事がある。それは「学生と社会人はもっと関わった方がいい」ということ。

 

就職活動で苦しむ人の原因を紐解くとほぼコミュニケーション不足にある。友達同士では普通に話せるのに就活では話せなくなってしまうのは、世代の違う大人子供と関わった経験が少ないから。背景には少子化・核家族化・地域コミュニティの崩壊など、家庭・地域・学校環境などが絡み合って影響しているから問題は深い。

 

しかし学生の可能性は無限だがほとんど眠っている。大体は経験したことが無いだけなので、行動すれば遅くはない。だから在学中に大人と混ざり合う経験は、学生の成長に繋がると思うし、これから大人になる学生が元気になれば社会はもっとよくなる。

 

一方企業の採用事情も厳しいのだが人事担当からは「売り手市場だからしょうがない」「大企業が積極採用だから中小は厳しい」とか言い訳を聞くが「じゃぁ何やってるの?」と聞くと過去の常識に縛られていたり、自社の売上ばかり考えていたりする。

 

愚痴を言いながら学生を待っていても学生は振り向かない。会社(事業・商品・サービス・自在)をより良くし、ネットとリアル両方で情報発信していくことが今の時代に本当に必要になったと思う。中身が薄ければ振り向かないし、知ってもらえなければ学生は動かない。

 

そのために企業ができることは、学生が主体的に活躍できる場を作り、一緒に参加すること。例えば地域の課題を一緒に考えたり、企業の悩みや問題を学生の力を借りて解決したり。採用を手放して学生と一緒に混ざることで、お互い成長を実感できることが多い。似たようなものに「インターンシップ(職業体験)」があるが全く違う。近年のインターンシップは就職色が強すぎる。なるべく早く優秀な学生を囲い込みたい企業と、職業体験を通じて将来を考えたい学生。ニーズのミスマッチが課題です。

 

今回はコアスタッフで参加している成人の日うまれる上映会(地域活動)の告知チラシのデザインを学校へ提案。チラシのターゲットは同世代の若者なので、目線が同じ学生にデザイン製作をお願いすることで、チラシの価値が高まり、事務局も時間が有効に使える。学生も実績(ポートフォリオ)に厚みがつくからお互い◎。

 

自分の強みは何なのか。就職活動で自己PRや志望動機に苦しむ学生の根源はここ。自分がどんなことで何に(誰に)役立てるか、経験が少ないからこそ学校内で学ぶだけでなく、企業も学生に場や役割を提供することで、未来の社会人を育むことに繋がると思うのです。