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学生のための情熱キャリアアドバイザー川島正好の『元気な大人を育むブログ』

千葉市で人材育成に関わるサラリーマンが毎日綴る、元気に働くヒントや気づき(旧:hataraku日記)

コミュニケーション力が求められる社会へ旅立つ18歳に、礼法指導を行っての雑感

これから働く これから働く-就職ガイダンス

 ある高校で面接の礼法指導をお届けした際、人間教育に関して感じたことのメモ。

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高校3年生が働くこと・大人になることと向き合い、将来への不安と期待が入り混じる複雑な心境につつまれた教室。

 

ここ数年どの業界でも人材不足なことから、民間企業の高卒採用選考は人物=面接重視の企業が増えています。企業によっては選考が面接だけの所もあり、逆に学生を委縮させ本来の力を発揮し辛い状況になっています。※面接さえ良ければ内定が取れる半面、面接ができなければアウトなわけです。

 

みんな素直で真面目な学生ばかり。面接はコミュニケーションなので回答に正解は無い世界。だからこそ面接と真剣に向き合うほど、準備するほど不安になるものかもしれませんね。

 

面接は企業と応募者との意思確認の場であるものの、学生を取り巻く現状は、、、

  • 共働き&核家族化で身近な大人(両親/お爺さんお婆さん等)と会話の機会が減っている
  • 少子化で兄弟や近所に住む子ども達と、共通体験をしたり喜怒哀楽の機会が減っている
  • 方向音痴な防犯意識の高まりで、大人が子供に声を掛け辛くなっている

結果、世代の違う人間とのコミュニケーション不足を招きやすい家庭環境・社会環境が、人生の岐路に立った学生を苦しめています。※それでも、アルバイト経験がある学生は幾分違います

 

学校の本質は『社会で役立つ人材を育てる場所』であるからこそ、義務教育が無料=税金で賄われていると思うわけで。※学生が将来、社会で活躍することで教育費用が社会に還元されるという循環。 

  

企業が採用で重視しているのは「人間力」「働く意欲」「前向きな考え方・姿勢」「チャレンジ精神」「諦めない心」などなど。点数では測れない部分ばかりです。

 

もしこれらが現代社会で必要とされているならば、より早い段階で社会で役立つ「心の教育」を、学校の枠組みを使って多様なスキームを取り入れて行く必要があると思います。

 

 

人間力を図る指標は難しく「彼は変わった」とか「彼女は印象が良くなった」とか。定量化し辛いものになってしまうが、それが人間だと思う。完璧な人間がいないとするなら人間力を定量化して100点など存在しない。

 

もし人間力が数値化されて100点の人がいたとしても、相手次第で50点にも120点にもなるのが人間。だからこそ学校の人間教育は学校間・NPO・任意団体など、さまざまなスキームと繋がり多面的に経験を積み、社会と関わる自信を少しずつ育む必要がある。

 

そんな時代になっていると、改めて感じた一日でした。

 

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