情熱キャリアアドバイザー川島正好のブログ

千葉で人材育成に関わるサラリーマンが毎日更新。進路講演・就活支援など学生に役立つ活動も熱量高めに展開中。

手書きの不採用通知にまつわる話

2015採用が終了しました。

 

今年も沢山の学生と出逢いお話する機会を頂きました。

感謝です。

 

ちなみに当社の不採用通知には、手書きの便箋を添えています。

※最終選考の場合に限ります。

 

他社はわかりませんが、メールが多いのでしょうか?

 

現代の就活はスマホやPCでさくさくエントリー

企業との連絡にはメールが多用されますから

選考結果がメールで届いても違和感はないのかもしませんね。

 

 

ちょっと想像してみて下さい。

もしあなたの手元に選考結果が、手書きで届いたらどうでしょう。

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「へー、珍しい会社」

「えー、今時手書き?めんどくさそー」

「結構ヒマな会社なのね、ポイ」などなど(笑)

 

 実は手書きには理由があります。

新卒採用を行っている企業は採用数に対して、不採用数の方が多いのが普通。

 

例えば

採用予定数が3人の企業であれば

50人~100人くらいの応募者の中から選んでいます。※一例です

 

つまり企業から見ると

90%以上の学生が不採用になります。※一例です

 

採用になった学生は

社内教育や上司・先輩・同僚との人間関係を通じて

その企業に染まっていきます。

 

一方、不採用の学生は

その企業イメージは選考終了の時点で止まります。

 

ちなみに

私が就活していた頃のエピソードですが。

 

午後の会社説明会で「爪楊枝(つまようじ)」を口にくわえながら

横柄な態度で応対した人事担当に出会いました。

 

 当然応募はせず(笑)

 

もう15年以上経ちますが

その企業のイメージはあの頃のままです。

   

不採用になった学生も

どこかの業界で、何らかの形で働き、社会で活躍し、

やがて主導的な立場になります。

 

協力関係になったり

取引関係になったり

競合でコンペになったり

 

などなど。

 

採用を通じでうまれたご縁は

例え不採用であってもその人の人生の一部となり

決して無縁になるわけではないと思っています。 

 

だから

不採用であっても出来る限りの誠意をもって対応したい

そう思うようになりました。

 

就活中の経験がなかったら

この発想は生まれなかったと思うと

爪楊枝の人事担当の方に感謝なわけですが。(笑)

 

そんな中

社員とミーティングのため、あるファミレスに行きました。

 

「、、、あれ?もしかして●●学校のAさん?」

「そうですよー(笑)」

 

「ごめんねー、全然気付かなくて」

「私は入店された時から、川島さんだってわかってましたよ」

 

川「どうして?」

「だって、手書きの不採用通知なんて初めてでしたから(笑)」

 

 

ご縁とアナログが人にもたらす威力を感じた、

秋の夜長でした。