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学生のための情熱キャリアアドバイザー川島正好の『元気な大人を育むブログ』

千葉市で人材育成に関わるサラリーマンが毎日綴る、元気に働くヒントや気づき(旧:hataraku日記)

問題の起因にフォーカスしたら受注規模が3倍になった

元気に働く 元気に働く-プレゼンテーション術

今日はSEの人でした。

一つ面白い事例があったのでメモ。

 

資金管理の業務システムで仕様変更要望があり、

既存のシステムを修正することになった。

 

かねてから使い勝手は悪いが、手作業にも戻せない。

作成者は退職しておりマニュアルに沿って月次処理をかい行っている。

今回はほぼ全機能を横断的に修正する可能性がある。

 

当初は最低限の修正に留め、

早い時期での稼働させたい要望であった。

 

しかし、腑に落ちなかった。

誰が見ても使い勝手が悪くナビゲートもなく不親切。本来なら多少の工数増でも理想実現と既知の問題解決につなげたい。

 

そこで正面突破ではなく、

ユーザの立場で問題の起因にフォーカスし、あるべき姿の共有を意識してみた。

 

「もし今のまま運用を続けると、どうなりますか?」

「工数は別として、この機能が実現すると運用にどんなメリットがありますか?」

 

といった具合。

おかげで当初予定していた修正規模が3倍となり、開発期間は3.5ヶ月の要件で合意。私が提供したわけではなく、ユーザが自分で問題意識を強く持ち、よりよい結果を選択した結果かもしれない。

 

一方、提供側の立場では

「***は制約上できません」

「***は@@@に依存する機能なので、修正には工数調整が必要です」

といったネガティブな発言になる。

これではより良い発想は生まれないし、

結果的にユーザは言い負かされた、相手の都合を受け入れてやった、的なしこりが残る。

 

開発は一度、運用は一生。

改めて肝に銘じることができた一日であった。